
ウェルビーイング実現
ワークライフバランスの取り組み
職員のワークライフバランス充実のためメリハリが利いた働き方の実現に取り組んでいます。
ライフイベントに合わせた制度休暇の整備、有給休暇取得促進に取り組んでおり、今後も職員の「ウェルビーイング」を実現すべく、新しい価値観に対応した働き方や福利厚生制度の拡充により職場環境の更なる改善を図っていきます。
適切な時間管理の意識づけ
年2回、夏季と冬季のそれぞれ1か月間を生産性向上や業務効率化を考える期間として設定し、早帰り強化月間に取り組んでいます。メリハリのある時間管理、働きやすい就労環境の整備に向けた活動を実施しています。
時差出勤勤務制度
お客さまのニーズや業務内容に応じた弾力的な勤務を可能とし、ワークライフバランスを踏まえた柔軟な勤務態様の実現を図る「時差出勤」を導入しています。
有給休暇取得促進
「しっかり働きしっかり休む」企業風土の醸成に取り組んでおり、有給休暇取得率の目標を70%以上としています。生産性向上に向け、心身のリフレッシュを図りながらメリハリのある働き方の実現に取り組んでいます。
エンゲージメント向上の取り組み
職員一人ひとりがほくほくFGの経営方針に共感し、自律的な成長に向け行動することを支援していくためには、職員のエンゲージメント状況の把握とその向上につながる取り組みが不可欠であると考えています。
調査に基づく各種施策の実施により、職員一人ひとりが自発的な貢献意欲を持ち、主体的に業務に取り組める環境を整え、ほくほくFG全体の活性化につなげていくためにも、継続的にエンゲージメント向上への取り組みを進めていきます。
エンゲージメント調査
2023年度より、当行全体の課題把握や各種人事施策の検討に活用するべく、エンゲージメント調査を開始しました。回答内容について分析を進めるとともに、継続的な実施による過年度比較、職員エンゲージメント向上の効果検証を行っていきます。
360度調査
管理者自身のマネジメント特性理解と職員ES向上の観点から経営職層・管理職層を対象として、年度ごとに1回のペースで実施しています。
パルスサーベイ
若手職員を中心に、毎月の成長性実感やコミュニケーション状況、健康状態等をサーベイしております。心身の変化をタイムリーにとらえることで、1on1ミーティング等でのフォローを通して、若手職員のモチベーション維持・向上に努めています。

ファイナンシャル・ウェルネス
地域・お客さまへの価値創造の担い手である職員自身の「ファイナンシャル・ウェルネス」向上を図るため、持株会や企業型DCにおけるマッチング拠出等を導入しています。
また、奨学金借換制度(職員向け無担保融資制度)など、福利厚生制度の更なる充実に努めています。
健康経営の促進
健康経営宣言
健康経営推進のため、「健康経営宣言」を制定しています。
北海道銀行は、職員の心身の健康保持・増進が企業活力の維持・発展のためには欠かせないものと考え、銀行・健康保険組合・産業医・職員組合そして職員が一体となって健康づくりを推進します。また、健全な金融機能等の提供により、活気あふれる地域づくりにも貢献してまいります。
2017年8月
健康経営優良法人の認定
女性活躍推進に向けた取り組みは外部からも高い評価をいただいています。

健康経営優良法人の認定
当行は、健康経営の取組の成果として、「健康経営優良法人2025(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定され、8年連続認定となりました。
名刺にロゴマークを印刷し、健康経営優良法人制度や当社の健康経営への取り組みをPRしています。
健康経営のための推進体制
頭取を健康管理責任者とし、銀行・産業医・健康保険組合・職員組合そして職員が一体となって、健康管理事業推進委員会や労働時間管理・ワークライフバランスに関する専門委員会を通して、健康課題の共有およびその解決に向けた取り組み施策の検討・推進に取り組んでおります。
戦略マップの概略
戦略マップにより、企業価値の向上、ならびに、健全な金融サービスの提供による社会的向上を図るという健康経営宣言の命題のもと、経営課題の解決に向けて必要と想定する健康投資(施策)とその効果を測る指標のつながりを「見える化」しております。
戦略マップを通して、当行の健康経営への取り組みに対する各ステークホルダーへの理解を深めていただくとともに、当行の健康経営がより効果的なものとなるよう継続的な取り組みを実施していきます。
戦略マップはこちら
北海道銀行の健康課題
従業員の心身の健康保持・増進は将来の発展を支える基礎と考え、従来から疾病予防および重症化予防に取り組んでいますが、健康スコアリングレポートでは健康リスクのうち「血圧」が、適正な生活習慣のうち「運動」が低位となる等、生活習慣の改善が課題となっています。
今後も健康に関する各種情報の提供やコラボヘルスによるイベントの実施、働きがいを持って働き続けられる環境づくり等を通じて、これまで以上に健康経営を実践してまいります。
期待する効果
定期健康診断や二次健康診断(精密検査)の受診率はもとより、コラボヘルスによるウォーキングキャンペーンの実施や、健康アプリ「Pep Up」の導入、血管年齢測定会の実施等、総合的に取り組んでいます。
今後も健康課題の解決に向けた目標を達成し、アブセンティーズムやプレゼンティーズムの改善、ワークエンゲージメントの向上を図り、目標値を掲げ、組織活性化や生産性・企業価値の向上を目指します。
健康経営に関する指標はこちら
主な取り組み内容
コラボヘルス(健康保険組合・職員組合との連携)
健康保険組合・職員組合との協議の中で職員の健康状況・ニーズを共有しながら、健康関連イベントの企画・運営や各種検診の補助など職員の健康改善に向けた各種施策に取り組んでいます。
健康アプリの活用
ウォーキングや生活習慣(飲酒・運動・食事・睡眠等)改善でポイントを貯め、商品やレジャー券と交換できる健康増進アプリを導入し、職員が自発的に健康増進に取り組めるサポートをしています。
ウォーキングキャンペーン
歩数に応じて健康アプリでの特別ポイント付与を行うイベントを開催しています。
店別での参加率や合計歩数での表彰も実施し、職員が楽しく前向きに運動習慣改善に取り組める支援をしています。
ストレスチェック
職員自身のストレスへの気づき、その対処の支援、職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調を未然に防止する一次予防を目的として、全事業所・全職員に対してストレスチェックを実施しています。
同時に、プレゼンティーズム、アブセンティーズムについての指標についても測定しています。
その他、下記のような取り組みを行っています。
① 職場での取り組み
- 有給休暇取得促進、早帰りに向けた取り組みの実施
- 体育奨励補助制度等に基づく職員の運動による健康増進活動の奨励
- 敷地内全面禁煙
② からだの健康に関する取り組み
- 定期健康診断の完全実施と二次健康診断受診率向上
- 特定保健指導の実施率向上
- 脳ドック、肺ドック、乳がん・子宮頸がん検診の受診推奨
- 禁煙外来治療の受診推奨
③ 心の健康に関する取り組み
- 高ストレス者への産業医面談勧奨
- メンタルヘルスセミナーの実施
- 管理職層以上へのメンタルヘルス対策の講義実施