道銀電子債権サービス

電子債権サービス（でんさい）とは

「電子債権」とは、2008年12月に施行された「電子記録債権法」により創設された債権で、「電子債権記録機関」が管理する記録原簿への債権情報の記録により債権の発生・譲渡等ができる、新しい金銭債権のことです。電子債権記録機関の記録原簿にインターネットを通じて電子記録することで、債権の権利内容が定められます。
なお、当行は全国銀行協会が設立した電子債権記録機関「株式会社全銀電子債権ネットワーク」（通称：でんさいネット）を利用します。

ご利用にあたっては、「道銀ビジネスWEBサービス」ライトプラン以上のご契約が別途必要です。

ご利用開始までの流れご利用規定

でんさいのメリット

支払企業（債務者）のメリット

POINT 01

面倒な事務負担を軽減！

手形の発行や郵送作業など、支払に関する面倒な事務負担が軽減されます。
POINT 02

コストダウン！

手形と異なり、印紙税は課税されません。また、郵送コストも削減されます。
POINT 03

資金管理の効率化！

手形、振込、一括決済など、複数の支払手段を一本化すれば効率化が図れます。

受取企業（債権者）のメリット

POINT 01

ペーパーレスで安心・安全！

ペーパーレス化により、紛失・盗難の心配がなく、災害時にも安心です。
POINT 02

分割できます！

必要な分だけ分割して譲渡や割引をすることができます。手形にはない「でんさい」特有の大きなメリットです。
POINT 03

期日になると自動入金！

支払期日になると、お取引銀行の口座に自動的に入金されますので、面倒な取立手続は不要です。支払期日当日から資金をご利用いただけます。

手形とでんさいの違い

支払の流れ

受取の流れ

サービスのご案内

ご利用いただけるお客様

法人または個人事業主

ご利用可能口座

当座預金・普通預金

ご利用いただけるサービス

記録請求サービス

サービスの種類	サービス内容	手形の場合（ご参考）
発生記録請求	「でんさい」による支払を行うために、当行を通じて「でんさいネット」に発生記録の請求を行います。当日中の記録だけでなく、発生日を1ヶ月先までの日付に指定した予約が可能です。	振出に相当します。
譲渡記録請求または分割譲渡記録請求	受け取った「でんさい」を他の債権者へ譲渡、または、一部を分割して譲渡することができます。	裏書譲渡に相当します。（手形では分割はできません。）

その他のサービス

サービスの種類	サービス内容	手形の場合（ご参考）
口座間送金決済	支払期日になると、支払人口座から受取人口座へ自動的に送金が行われます。「でんさいネット」では自動的に支払等記録が行われます。	取立期日入金に相当します。
でんさい割引 ※	「でんさい」を当行へ譲渡することで、期日前の資金化が可能です。	商業手形割引に相当します。
譲渡担保貸付 ※	「でんさい」を当行へ担保として譲渡することでお借入を受けることができます。	商業手形の譲渡担保貸付に相当します。

※
当行所定の審査、事務処理がございますのでお受けできない場合があります。日数に余裕をもってお申し込みください。口座間送金決済、でんさい割引等によるご利用口座へのご入金は銀行営業日のみのお取り扱いとなります。

ご利用手数料

月額手数料

手数料項目	手数料
債務者利用手数料	無料
債権者利用手数料	無料

※
道銀電子債権サービスをご利用いただくには、法人インターネットバンキング「道銀ビジネスWEBサービス」ライトプラン以上のご契約が必要です（ご利用にあたっては所定の手数料が必要となります）。

従量手数料【道銀ビジネスWEBサービス】でご利用の場合

（消費税込）

手数料項目	手数料（1件あたり）
発生記録手数料（注１）	330円
譲渡記録手数料（注１、２）	165円
分割譲渡記録手数料（注１、２）	330円
決済事務手数料	無料
保証記録・支払等記録・変更記録手数料（注３）	220円
残高証明書発行手数料	4,400円
口座間送金決済中止手数料	880円
特例開示請求手数料	3,300円
支払不能情報照会手数料	3,300円